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耳寄り情報

海外生産の市町村ごみ袋に関して
2022-06-20
最近よくお問い合わせを頂きます
最近、ニュースでも頻繁に取り上げられている世界規模の半導体不足の影響で、様々な商品の製造に影響が出ております。国によっては、コロナの影響による労働者不足が併発し、更に深刻な事態となっております。

弊社に関係する商材では、
「市町村のごみ袋、海外生産品がコロナの影響で製造が止まり、日本に入荷しないのではないか」
というお問い合わせを、地域の住民の方から頂くことがあります。

今回は、市町村でごみ袋が不足していく要因や、その過程を説明したいと思います。
まず、市町村のごみ袋には
【特定の条件を満たせば袋自体の製造は各企業で自由(制約無)】という所と、
【販売や製造に市町村が関与し、在庫数量を管理している】という所で大きく2つに分かれます。
今回は主に後者の場合でのお話ですが、市町村で管理しているごみ袋は、一般的には年間使用量の情報を基に、納期や数量に対してある程度余裕を持って製造させていることがほとんどです。ごみ袋の使用量は人口数によってある程度の変動はありますが、一人あたりの使用量はあまり変わらないと言われています。
そのため、通常は余程のことが無い限り欠品するという事態にはなりません。

ごみ袋が供給不足になってしまう要因としては、
1.原料不足や労働者不足によって、工場の生産性が著しく低下している場合
2.災害等で製造工場自体が正常に機能していない場合
3.大幅な仕様変更や値上によって、短期間に急激な需要が発生した場合
4.メディアの報道やネット上のクチコミの影響を受け、過剰購入が加速した場合
などが挙げられます。

特にごみ袋は傷むものではなく、そこで生活している以上継続して使用するものであり、地域にもよりますが、あまり高価なものでもありません。結果、「ちょっと心配だから、もう少し多く買っておこう」という行動に繋がりやすいようです。当たり前ですが、通常の3倍の量のごみ袋が売れたとしても、ごみの日に出される量が3倍に増えることはありません。

市町村管理のごみ袋の場合、長期的な供給不足に陥った際は何かしらの特例措置を行うことがほとんどです。
当事者の方々は、情報が錯綜し非常に不安な状況が続いているとは思いますが、ごみ袋が不足してごみが出せなくなってしまったという例はほとんど聞きませんので、地域住民の方の一人一人が落ち着いて対処することが早期解決の糸口になります。

弊社と致しましても、国内外の情勢の変化に対応し製造場所に多くの選択肢を持つことで、安定した供給が出来るよう日々努めていく所存です。
ちなみに現投稿の時点で、弊社取り扱いの市町村ごみ袋に目立った欠品は御座いません。
【 雑 談 】
2020年、年明けの喧騒から街が落ち着きを取り戻す頃、騒動はこんな投稿から始まります。

「マスクとトイレットペーパーは同じ原材料だからこれから欠品する」
「海外の工場がマスクを増産することで、トイレットペーパーの製造が減り日本に輸入されない」

その投稿はSNSで瞬く間に拡散され、短期間で店頭からトイレットペーパーが姿を消しました。
しかし、その投稿に対しての真実は・・・
  マスクの原材料は不織布、トイレットペーパーはパルプ(古紙含)なので全くの別物
  日本で販売されているトイレットペーパーの9割以上が国産品で、海外からの輸入に頼っていない
  商品自体は騒動の渦中でもかなりの量の通常在庫をメーカーで抱えていて、何ら不安視する問題ではない

投稿の内容自体は全くのデタラメで信憑性が無いにも関わらず、コロナ禍の不安によるものなのか、その情報は盲目的に拡散し、それが嘘だとわかっている人も、店頭から凄い勢いで商品が姿を消していく光景を前に、パニック状態で商品を買い漁るという異常事態でした。さながら1970年代のオイルショックを彷彿とさせます。

当時の状況としては、メーカーの倉庫には在庫が充分にありましたが、特需に対して配送する物流便が追い付かないという状態だったため、欠品騒動は時間の経過によって収束へ向かいますが、完全な沈静化には数か月を要しました。

SNSやメディアの情報は非常に便利で生活を豊かにしますが、全てが真実とは限りません。
ちょっとでも疑問に思ったり違和感を感じたことは、まず自分で情報源を調べてみましょう。
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