最新情報・トピックス
前橋市×ベイシア×カインズ×相模屋食料×井上ビニール 前橋市で地域一体となり市指定ごみ袋のレジ袋販売の実証事業を開始 ~「おから」を使用したバイオマス素材の袋で資源循環に寄与~
2025-04-14
前橋市×ベイシア×カインズ×相模屋食料×井上ビニール 前橋市で地域一体となり市指定ごみ袋のレジ袋販売の実証事業を開始
~「おから」を使用したバイオマス素材の袋で資源循環に寄与~
株式会社ベイシア(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:相木孝仁 以下、「ベイシア」)と株式会社カインズ(本社:埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO:高家正行 以下、「カインズ」)は、ともに包括連携協定を締結している前橋市にある「ベイシア前橋小島田店」、「カインズ前橋小島田店」にて、地域の企業と連携しながら市指定ごみ袋をレジ袋として販売する実証事業を4月8日(火)から開始いたしました。
今回の実証事業で販売を行うレジ袋は、前橋市に拠点を置く相模屋食料株式会社(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:鳥越淳司、以下「相模屋食料」)が、豆腐の製造過程で発生する「おから」から開発した、プラスチック原料の「TOFURESIN」を配合し、井上ビニール株式会社(本社:前橋市、代表取締役社長:井上一彦、以下「井上ビニール」)と共同作製した全国初となる市指定のごみ袋です。1枚あたり、生おからを1.2g使用したバイオマス素材の袋で、特許も取得しています。
本実証事業は、市指定のごみ袋をレジ袋として販売することで、プラスチックごみや温室効果ガスの削減を図り資源循環へ寄与することを目指した取り組みです。また、産業廃棄物となる「おから」を再利用した持続可能なごみ袋であることから、食品ロス削減や生産者応援にも繋がることが期待されます。通常のレジ袋10,000枚の代わりとして今回のバイオマス素材のごみ袋が使用された場合には、温室効果ガスが330kg-CO2削減となるとともに、「おから」が12㎏再利用される見込みです。レジ袋はそのままごみ袋として活用いただけるため、新たにごみ袋を購入する手間を削減でき、地域の皆様の利便性向上にも寄与します。